みなさん、こんにちは。
今日は戦前の日本で使われていた修身の教科書の一部を・・・
個人的に「ほほぉ!」と感心してしまったのでご紹介させていただきます。
当たり前なことばかりなのですが、こうやって文章で書かれていること。
学校教育でもあったこと。心が洗われるようです。
第一課 礼儀
我らが世間の人と共々に生活するには、知っている人にも知らない人にも
礼儀をまもることが大切です。礼儀を守らないと、人に不快の念を起させ、また
自分の品位を落とすことになります。
人の前に出るときには頭髪や手足を清潔にし、着物のきかたにも気をつけて、
身なりを整えなければ失礼です。人と食事をするときには、音を立てたり、
食器を乱雑にしたりしないで、行儀をよくして、愉快な心持で食べるようにしなければなりません。
(中略)
外国人に対して礼儀に気をつけ、親切にするのは、文明国の人の美風です。
・・・他にも乗り物でのルールなど細かに記載され、このように締めくくられています。
あれ?なんだか変なのかな?って自分を省みるのに、修身の教科書が役立っています。
とらちゃん
2015年7月2日