皆さま ブォナセーラ ( ´ ▽ ` )ノ
本日は、最近観た「バットキッド ビギンズ」という映画をご紹介させて頂きます。
「バットマン」ではなく「バットキッド」という点にご注目下さい。
まずは「メイク・ア・ウィッシュ」という組織について。
「メイク・ア・ウィッシュ」は世界最大の「願いをかなえる」ボランティア団体です。
その「メイク・ア・ウィッシュ・ファウンデーション」が主催者となり、今回バットマンが大好きでバットマンになりたいという5歳の白血病の男の子のために、サンフランシスコごと「ゴッサム・シティティ」にしてしまうという感動的かつ大規模なイベントが行われました。
このイベントに賛同しボランティアを名乗り出た人の数はなんと1万2千人。
そして、テレビやインターネットでこの様子は中継され、世界中で大反響を巻き起こしました。
驚くべきは、何とホンモノのランボルギーニを寄付してくれた人がいて、この車をバットモービルに改造。
街中ではいたるところにバットマンのサインが施され、バットキッド(BATKID)を声援するデザインが。
まずゴードン警察署長(サンフランシスコ警察署長本人が演じた)が、マイルス君を「バットキッド」として任命。マイルス君に「街の正義を取り戻すこと」を命じます。
マイルス君はホテルをバットモービル(ランボルギーニ)で出発。ケーブルカーの線路上に拘束された女性を救出。
更にダウンタウンでは、銀行強盗をしようとした「リドラー」を逮捕。
それからハンバーガーレストランでランチしたのもつかの間、ユニオンスクエアでも事件発生。
その後、サンフランシスコ動物園で「怪人ペンギン」がサンフランシスコジャイアンツのマスコットを誘拐したと通報があり、救出すると大忙し。
マイルス君の活躍に地元有力紙のサンフランシスコ・クロニクルは「ゴッサム・クロニクル」として号外を発刊。
「バットキッド、女性を救出し、リドラーを逮捕」「ペンギンもバットキッドからは逃れられない」「バットキッドの正体が明らかに!」などと見出しが踊ります。
無事にバットキッドとしての任務を終えたマイルス君には何と「オバマ大統領」からもコメントが寄せられました。
驚くべきは、マイルス君とのランチには7000人が一緒に食事をしたいと事前に応募があったとか。
最後はサンフランシスコジャイアンツのマスコットを無事に球場に送り、このあと市庁舎で記念式典が行われ、マイルス君にサンフランシスコ市長より”ゴッサム・シティ”の鍵が贈呈されました。
マイルス君の夢を叶えたいという1万人以上の夢も叶えられた「かなり特別な一日」が描かれたこの作品を是非ご覧頂きたいと思います。
以下は特設サイトに寄せられたツイートの一部です。
☆☆☆
・素晴らしい!
・彼はゴッサムが必要とするヒーローだ。
(ゴッサム・シティはバットマンが活躍する街)
・彼がいる日に現れるなんて、リドラーも運が悪かったな。
・これは、38年間見てきた中で、もっとも思いやりにあふれる出来事の一つだ。
メイク・ア・ウィッシュ運営とサンフランシスコ・ジャイアンツにグッジョブ!
・22歳だけど同意。
・26歳だけど同じく。
・子供の一生の思い出のためにみんなが協力するなんて素敵だね。
・朝起きて、BBCでこのニュースを見て、涙とともに一日が始まったよ。
・なんてこった。オニオンじゃないのか?
(嘘ニュースも配信している風刺報道機関 ジ・オニオン – Wikipedia)
・素晴らしいニュースが舞い込んだ時、だいたいオニオンだったりするんだよね。
・ジ・オニオンでもタマネギでもどっちにしろ泣けるよ :`)
・地元民だけど、この日は最高の一日だったね。
・オニオンじゃない事を願うよ。
・うわぁぁぁぁ!すっごい可愛い!
・「ジョーカーみたいになりたい!ビルとかぶっ壊したい!」と願う子供がいたらどうすんだろ?
爆破デモさせてあげたりするんだろうか?
・マイガッ!そりゃぁ是非やるべきだな!
・「デクスターになりたい!」とかな。
(デクスターは殺した相手の血をコレクションする趣味を持つ、ドラマの登場人物)
・子供がガンを克服しても、連続殺人鬼になっちゃいそうだな。
・あぁ、目から流れるこの塩辛い水はなんだろうか。
・ちっちゃいロビンがいるね。
・嬉しい事に、俺たちだってこんな風に、子供に希望を与えることはできるんだよな。
・私、猫が好きだけど、これは猫よりも好きだわ。
☆☆☆
ヒーローが大好きで、その出現を待ち望むアメリカ人気質と、人々の優しさに癒されるこの作品。
ご希望がありましたらこの「DVD」お貸出し致します。
( ´ ▽ ` )ノ
はやと
2016年3月30日