皆さま ブォナセーラ ^_^
まだまだ暑さ厳しき日々が続いておりますね。
さて、本日は先日お会いした青年のお話しです。
彼は何と身長193センチ‼︎
出会った瞬間は、あまりの大きさに驚いてしまいました。
そして、彼の顔を見上げながらしばらく立ち話をしていたところ、首を違えてしまいそうになりました。
彼は現在25歳、清々しい性格の好青年です。
いかにもアスリート然とした引き締まった体型の持ち主で、全身は日に焼けてまさに「赤銅色」…。
このナイスガイは、現在スポーツインストラクターとして活躍しております。
主たる分野は「ベースボール」とのこと。
指導者になる前の彼は「MLB」入りを目指し、何とカリフォルニアにて行われた選考会において最終選考メンバーに入った実績の持ち主です。
その後、仮契約にコマを進め、現在MLBで活躍中の「ダルビッシュ投手」と同じ代理人がついたこともあり、ほぼMLB入りが確実視された矢先に「運命のいたずら」が….。
3年前は最速163キロの豪速球を投じた彼のことですから、すんなり事が進展していれば、さぞ相応の活躍をしたことでしょう。
この世界の常識として「代理人の質」=「アスリートの質」という公式が成り立ちます。
よって活躍の可能性は「大」であったことは容易に想像がつきます。
そんな彼も紆余曲折があり、現在は将来MLB入りを目指す青少年の育成に尽力中。
その彼に指導者としての現在の「悩み」を聞いてみました。
すると「イップス」という聞き慣れない言葉が…?
皆さまは「イップス」ご存知ですか?
この「イップス」とは、握ったボールを投げる際、リリースが上手くできなくなる、要は握ったボールが手から離れなくなってしまう症状のことなんだそうです。
基本的には心因性のもののようで、精神面のケアが必要になるわけですが、なかなか改善が難しいようです。
単純な表現ですが「固まっちゃう」んですね。
私も長年野球に関わって参りましたが、様々なプレッシャーと闘いながら「絶対にミスが許されない状況」を幾度となく経験したものです。
それだけによく分かります。
緊迫レベルがマックスの状況下で自分に向かって打球が飛んできます。
確実に捕球する、確実に捕殺する。
当たり前のプレーを当たり前にこなせれば何も問題はありませんが…。
「固まる」んです。
特に最近のお子さん達はかなり「ナイーブ」なようで「イップス」が多発する傾向にあるとのことでした。
難しい時代ですね〜。
はやと
2016年8月24日