みなさま ブォナセーラ (^。^)
今年も余すところ僅かとなりました。本当に月日の経つのは早いものですね。
さて「年の瀬の風物詩」と言えば、みなさまは何を思い浮かべますか?
私は「イルミネーション」「大掃除」「 年賀状を書かなくっちゃ」などが浮かびます。
しかしながら、私の幼少期と現在を比べますと、随分と時代の変化を感じるものです。
「日本の伝統」という表現が相応しい様々な行事も、加速度的に失われつつあるように思われてなりません。
そのような中「ある行事」もピンチを迎えております。
それは「餅つき」です。
昔は年の瀬のイベントとして定番の座にあったこの「餅つき」。
現在ではほとんど見かけなくなりましたね。
また、驚くことに「餅つき大会禁止令」が発令されている自治体もあるとのことで、この伝統行事はかなりの逆風にさらされているようです。
なぜなんでしょう?
その理由は….
「食中毒」の恐れがあるから ( ̄O ̄;) なんだそうです。
近年では定着感のある「ノロウイルス」をはじめとした感染症が猛威を振るうこの季節。
確かに様々な人々が代わる代わる素手でお餅に触れたりすれば、ウイルスの拡散リスクは高まります。
また、この餅つきに使用される道具である「杵」(きね)や「臼」(うす)などにおいても「衛生管理」とは程遠い状況が多数見受けられるようです。
例えばこんなイメージです。
「道具は地域の老人が持ってるものを使用」
「普段は倉庫に起きっぱなし」
「木製せいろや杵はカビやほこりまみれ」
「臼を熱湯かけて洗うとお湯がハンパなく茶色に濁る」
「どれも熱湯でこすり荒いするだけ」
「洗剤なんか使おうものなら管理する老人に怒鳴られる」
「つまり汚すぎる」
「あんなの見てとても食べる気にならない」
「餅を丸める時も消毒もしない素手で扱うし気持ち悪い」
「今の時代に餅つき会なんて不潔すぎて不要です」
いかがでしょうか?
昭和生まれで「日本の伝統行事」を相応に体験した私も、これらの意見には思わず頷いてしまいました ( ̄▽ ̄)
ということで、お餅のことは「家庭用餅つき機」に任せよっと ♬
はやと
2016年12月7日