Aloha!
今日は新しい通貨の話題です。
ゴールドと同じように、有限であるからこそ価値のあるBitcoin。
ちなみに今日(2017/2/23)の価格は1BTCが130,184円です。
高っ!高い!
このところビットコインはずーっと値上がりしています。
将来的には100万円まで行くという予想もあるらしく、かなり注目ですよ!!
ビットコインの発行総量は、2140年までに2,100万 Bitcoin とされていて、それ以降は新規に発行されることがありません。
また、採掘(マイニング)によって発行される量も調整されています。
そのため、一瞬にして発行量が増えてインフレが起こったり、混乱が生じることを避けた設計がなされています。
ビットコインは、国家や企業が運営している仮想通貨ではありません。
円やドルと同じような通貨なのに管理する「中央銀行」が存在しない。
どこの国も、企業も、ビットコインの発行・流通には関与していないのです。
この非常識な概念が、ビットコインの最大の特徴です。
ビットコインの採掘(マイニング)とは
ビットコインは、一定期間ごとに、すべての取引記録を取引台帳に追記します。
その追記の処理には、ネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、
追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められます。
その整合性を取る作業はコンピューターによる計算で実現できるのですが、膨大な計算量が必要となります。分散されて保存されている1つの大きな取引台帳のデータも、追記対象の取引のデータも、すべてを正確に検証してから追記しなければならないのです。
そこで、ビットコインでは、この追記作業に有志のコンピューターリソースを借りています。
余っているコンピューターの計算能力を借りることによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っているのです。
イメージとしては、何万人もの人が集まった会場で行われるビンゴ大会を想像してみてください。
「29番!」
「聞こえないー!19番だよね?」
「違うよ、29だよ。ここに番号書いておこうね!」
「ほらほら29って書いてあるよ、29だよ」
「ちょっと!29だよ」
「こらー!勝手に数字変えちゃダメ!29だってば」
ざわざわざわ・・・
このように追記作業の手伝いをしてくれた人、追記作業のために膨大な計算処理をし
結果として追記処理を成功させた人には、その見返りとしてビットコインが支払われます。
つまり、追記作業を手伝ってビットコイン全体が健全に運用されるようにがんばってくれたことへの報酬として、ビットコインが支払われるのです。
この報酬は、新たに発行されたビットコインによって支払われます。
つまり、通貨の新規発行がこの瞬間に起こるのです。
ゲームをしていてもいいし、ネットで遊んでいてもいいのに、わざわざ膨大な計算を行って…ビットコイン全体の発展に貢献してくれた人へのささやかな感謝の形が、新規ビットコインの発行「採掘(マイニング)」なのです。
ちなみに・・・このマイニングをやっている業者、ほとんどが中国なんですって。
理由は・・・まず電気代が安いから。
中国人民元に不安をもつ人たちは、資産を現物のゴールド(金)や仮想通貨にしているのです。
私たちも危機感を持たねばなりませんね。
Mahalo とらちゃん
2017年2月23日